ろ過フィルターの「L/h」と水槽の水量:メーカー公表値から見た目安と、その限界

筆者:kokoka-lab 運営者/更新日:

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アクアリウム計算には「ろ過能力」の欄があり、水量の5〜10倍/hの循環量が出ます。60cm規格水槽なら約292〜583 L/hです。この数字は、フィルターの箱に書かれた流量(L/h)と、どう結びつくのでしょうか。メーカーが公表している仕様で、実際に割り算をして確かめました(確認日 2026-09-29)。

1. 計算のしかた

「1時間に何回転するか」は、流量(L/h)÷水量(L)です。ツールの60cm規格(60×30×36cm)の水量は 58.3 L(外寸×0.9)で、ツールは飼育密度に応じて、水量の5倍(密度が低い)から10倍(密度が高い)まで自動で動かします。

2. 公表値5機種の回転数

エーハイムのクラシックシリーズは、流量を「ポンプ性能(理論値)」として、50Hzと60Hzで別に載せています。GEXは流量を50Hz・60Hzで載せています。

機種流量(50Hz / 60Hz)メーカーの適合水槽58.3 Lでの回転数
エーハイム 2211(範囲外の比較用)250 / 300 L/h45cm以下(約48L以下)4.3 / 5.1
エーハイム 2213440 / 500 L/h45〜75cm(約40〜114L)7.5 / 8.6
エーハイム 2215500 / 620 L/h60〜90cm(約57〜157L)8.6 / 10.6
GEX メガパワー6090360 / 420 L/h60〜90cm水槽用6.2 / 7.2
GEX 簡単ラクラクパワーフィルターL6.7 / 8 L/分(402 / 480 L/h)幅40〜60cm(水容量60L以下)6.9 / 8.2

2213を58.3Lの水槽に付けると、理論値で1時間に約7.5〜8.6回転です。ツールの5〜10倍の範囲に入ります。

3. 適合水槽の上限では、回転数は減る

メーカーが「適合」とする範囲の上限で計算すると、様子が変わります。

つまり、メーカーの適合範囲には、ツールの「5倍」を下回る使い方が含まれています。この5〜10倍は当社が採用した目安で、メーカーが示した基準ではありません(一次資料は当社が確認できていません)。メーカーの資料に「回転数は多いほどよい」という記載は、当社が確認した範囲ではありませんでした。

4. 流量の数字は「理論値」

エーハイムのページには、ポンプ性能は「モーター部分を単独運転させたときの理論上の最大流量」で、使用環境により実際の流量とは異なる、と書かれています。適合水槽も「実際の使用環境を想定した目安」とあります。ホースの長さや曲がり、ろ材の汚れで、実際の流量は下がると考えられますが、どのくらい下がるかは当社は未測定です。上の表の回転数は、実際より多い側の数字だと読んでください。

5. 流量だけでは分からないこと

6. まとめ

水量に合わせてフィルターを選ぶときは、(1)水量を出す、(2)メーカーの適合水槽を確認する、(3)流量÷水量を計算して、ツールの目安と見比べる、の順に進めると分かりやすくなります。飼育数の考え方は飼育数の記事を、水量の誤差は水量の記事をご覧ください。

出典(確認日 2026-09-29)


この記事は AI の支援を受けて作成し、内容を確認のうえ公開しています。 更新日:2026-09-29

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